人・神・怪異など
土地の神(土地公・福德正神・伯公・土地爺)
- 土地公
- 伯公
- 福德正神
- 土地爷
土地爺は、土地の神の呼び名の一つである。山東省荣成の民俗の紹介では、土地爺は、人の生死を司る閻王に仕える地方の役人で、死者の魂は閻王に会う前に土地廟に三日留め置かれる、と言われる。教育部臺灣客語辭典は、客家語では土地公を「伯公」と呼び、土地公の廟の正式の名は福德祠だと説明する。
資料の記述
荣成市の民俗の頁は、閻王が人の生死を司り土地爺はその配下の地方官で、死者の鬼魂は閻王に会う前に土地廟で三日留め置かれ、報廟は死者の魂を土地廟へ送り届けることだ「と言われる」と書く。
この記述の範囲: 山東省荣成の旧い葬送の習い(頁の書く範囲)
- 荣成民俗 丧葬礼俗 「报庙」の段の中ほど(「据说阎王爷管人生死」の文)
荣成市の民俗の頁は、棺を閉じたあと死者の魂が土地廟から西へ旅立つので路銀を送る「送盤川」を行い、その前にまず土地廟の前で香と供え物を上げ酒を注いで拝む「祀廟」をする、これは土地爺への「賄賂」の意味で、魂を引き留めずに早く発たせてくれるよう願うのだと書く。
この記述の範囲: 山東省荣成の旧い葬送の習い(頁の書く範囲)
- 荣成民俗 丧葬礼俗 「送盘川」の段
臺北市政府の喪葬礼儀の表は、今は多くが火葬で骨灰を納骨塔に納めるとし、納めるとき(晉塔)は死者への供えのほかに土地公も拝む、土葬で墓を祭り后土を拝むのと同じようにだ、と説明する。
この記述の範囲: 台湾(臺北市政府の説明、現在の晉塔)
- 臺灣傳統喪葬禮儀流程 表の項目 23「晉塔」
教育部臺灣客語辭典の禮俗の解説「拜伯公」は、客家語の「伯公」には父の伯父の呼び名と土地公の呼び名の二つがあり、土地公廟の正式の名は福德祠だが口では「伯公下」と呼ぶとし、通りがかりに土地公廟を見て立ち止まり伯公に礼をするのも土地公への恭しい礼だと書く。
この記述の範囲: 台湾の客家(解説の書く範囲)
- 拜伯公(禮俗、教育部臺灣客語辭典 資源PDF) PDF 1 頁、第1段・第2段
王琛發の論文は、清の顧祿『清嘉録』が引く陳確庵の文を引いて、中国の土地廟は山林や川沢の地の神と功徳のあった人の霊(人鬼)を一つに合わせたものだとし、マレーシアで拿督祠が故郷の土地祠に取って代わった現象を、その考え方の「マラヤ化」した形と見る。
この記述の範囲: 論文の比較(信仰心理の似通いとしての対比と「或可」の推量。取り込みの経路を示す史料は挙げていない。『清嘉録』の本文は今回見ていない)
- 信仰的移植、诠释与演变:马来西亚华人拿督公崇拜的当前观察 PDF 9 頁(第二節の末尾)