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死屍客店(趕屍の一行を泊める宿)
- 死尸客店
- 死尸店
死屍客店は、趕屍匠(死者の一行を夜に導くと言い伝えられる者)と死者の一行が泊まるとされる宿である。2007 年の転載記事と 2011 年の論文は、「死尸客店」の語で、死者と趕屍匠が泊まる宿として紹介する(研究所が参照した資料の範囲)。
資料の記述
2007年4月の転載記事は、湘西の趕屍の道筋には、死者と趕屍匠だけが泊まり一般の客は泊まらない「死尸客店」があると書く。表の門は年中開けたままで、それは左右の門板の裏が遺体の休む場所だからとし、一行は夜明け前に着いて夜に発ち、遺体は門板の裏に壁に沿って並んで立ち、大雨で歩けなければ幾日も店に留まるとする。
この記述の範囲: 福州新闻网 2007-04-11(中华网より)の本文2頁目。筆者名なし。見た・泊まったという話者はおらず、地名・屋号も無い
- 台湾报刊图解湘西“赶尸”真相 2頁目(…114119_2.shtml)第2〜3段落(「路上有“死尸客店”」の段)
- 走遍中国:揭开湘西赶尸之迷 1頁目 第4段落(「路上有“死尸客店”」の段)
同じ2007年の記事は、趕屍という特異な生業が湘西でしか成り立たない理由を四つ挙げ、その一つ目を「湘西にだけ『死尸客店』がある」ことだとする(残りは、人々が趕屍匠の小さな陰鑼を聞くと避けること、村の外に道があること、鑼を聞くと犬をつなぐこと)。
この記述の範囲: 福州新闻网 2007-04-11・2007-05-22 の同じ段落。筆者名なし
- 台湾报刊图解湘西“赶尸”真相 2頁目「特别值得一提的是」で始まる段落
- 走遍中国:揭开湘西赶尸之迷 1頁目「特别值得一提的是」で始まる段落
人類学者・趙玉燕の論文(2011年掲載)は、「死尸客店」の話を、人々の言い伝えとして紹介する。趕屍匠は死者の群れを夜に導き、道中には年中店の門を開けて趕屍匠と死者を泊める「死尸客店」がある、という形で引き、その出どころとして掲示板の頁の URL を脚注に挙げる。論文はこれを、観光の宣伝の中で語られる湘西の「神秘文化」の例として扱う。
この記述の範囲: 趙玉燕「民族旅游开发背景下的信仰文化再生产」の「(一)赶尸」の節と注[2]
- 民族旅游开发背景下的信仰文化再生产 「二、…」の前、「(一)赶尸」の節の第2段落と注[2]
維基文庫の『清稗類鈔』方伎類「送尸術」条では、「このような送尸人は道に絶えず、その土地の客店は専用の一部屋を備えて迎えるのが常だ」という文が、本文と区別された小字の注(〈【…】〉)の形で置かれている。宿の主人(逆旅の主人)が別室を用意するという記述は、注ではなく本文の側にある。
この記述の範囲: 清稗類鈔 方伎類「送尸術」条、第2段落の投宿の箇所(維基文庫版の組み方)
- 清稗類鈔(方伎類一)「送尸術」 清稗類鈔 方伎類「送尸術」条 第2段落後半(投宿の文と、その直後の〈【】〉の注)