組織
東華義莊
香港の東華醫院(のちの東華三院)が管理した義莊。棺・骨殖を原籍へ送るまで一時置き、転送した(東華三院の公式頁の記述)。
資料の記述
東華三院の頁は、義莊を棺骨を葬るまで一時置く所と説明し、19世紀の香港では内地から来て暫く働く華人の多くが死後に故郷へ帰ることを望んだとする
- 關於東華義莊 「關於東華義莊」第1段 冒頭
東華三院の頁によれば、『東華醫院1873年徵信錄』に醫院が既に義莊を設けていた記載があり(場所と規模は不明)、1875年に文武廟の値理が香港島西区の牛房近くに建てた義莊を東華醫院の管理に移し、1899年に大口環に別の地を申請して許され、1900年に落成して「東華義莊」と名づけられた
- 關於東華義莊 「關於東華義莊」第1段
東華三院の東華義莊文獻の概要頁は、東華義莊を「1899年に成立した」と書く
- 東華義莊文獻(概要) 「東華義莊文獻」概要 第1段 冒頭
東華三院の頁によれば、1930年代後期から戦乱と中国の政治的な事情で東華は棺骨を内地へ送れなくなり、1960年初めには義莊に積まれた棺骨が1万副近くになり、再三新聞で引き取りを求めても引き取り手の無かったものは沙頭角の境の沙嶺公墓に永久に葬られた
この記述の範囲: 香港の東華義莊
- 關於東華義莊 「關於東華義莊」第2段
吳瑞卿の記事は、海外の華僑の遺骨は中華總會館が香港へ運び、東華義莊が受け取って一時置き、そこから故郷へ転送して原籍に葬ったと述べる
この記述の範囲: 米国の華僑の遺骨
- 撿骨與原籍安葬反映的美國華僑史 —— 舊金山華人墓園考 P. 1 冒頭の要旨、P. 13 第3段
東華三院の「關於東華義莊」の頁は、東華義莊が扱った原籍安葬の数は分からないが、文物館の檔案から十万単位と推定する、と書く
この記述の範囲: 香港の東華義莊(1899/1900〜)。団体自身の推定
- 關於東華義莊 「關於東華義莊」第 4 段
東華三院の「關於東華義莊」の頁は、1970年代に政府が火葬を強く進めたため、東華は1974年に義莊の庭の一部を靈灰安置場に改めて900余りの龕位を設け、1982年にさらに5700余りを増やしたと書く。
この記述の範囲: 香港の東華義莊、1970〜1980年代
- 關於東華義莊 本文第2段(「東華義莊落成後」で始まる段)の後半、「1970年代」で始まる文
東華三院の「關於東華義莊」の頁は、2003年に東華が義莊の全面的な修復を行い、この修復が2004年に古物古蹟辦事處の文物保存及修復獎、2005年にユネスコのアジア太平洋地域の文物修復の賞(優越大獎)を受け、東華義莊は今は香港の一級歴史建築で、大堂2つと大小の莊房91間、靈灰龕2か所などがあるとする。
この記述の範囲: 香港の東華義莊、2003年以後
- 關於東華義莊 本文第3段(「2003年」で始まる段)