儀礼・実践
觀落陰
- 關落陰
- kuan-lo̍h-im
台湾の民間信仰の儀礼で、施術を受けた者の魂が体を離れて黄泉へ赴き、亡くなった親族を探すとされる(教育部台語辞典の記載)。
資料の記述
教育部臺灣台語常用詞辭典は「關落陰」を、施術者の力を借りて魂が体を離れる形で黄泉へ赴き、亡くなった肉親を訪ねる観霊の術の一種と説明する
この記述の範囲: 教育部臺灣台語常用詞辭典の見出し「關落陰」
- 教育部臺灣台語常用詞辭典「關落陰」「元神」詞条 教育部臺灣台語常用詞辭典 詞目「關落陰」釋義
標準官話の教育部《重編國語辭典修訂本》を公式サイトで検索すると、「觀落陰」「走陰」「落陰」のいずれも見出し語として登録されていない
この記述の範囲: 教育部《重編國語辭典修訂本》の基本検索
- 教育部《重編國語辭典修訂本》基本検索結果(「觀落陰」「走陰」「落陰」は登録なし) 教育部《重編國語辭典修訂本》基本検索「觀落陰」「走陰」「落陰」各結果頁
吳奕均(2024)の論文は、台湾民間で行われる「觀落陰」を、法師の施術によって参加者が霊界へ赴く探検的な活動と説明する
この記述の範囲: 吳奕均 2024 論文の摘要
- 吳奕均「台灣民俗觀落陰的身體實踐」(摘要、Airiti Library、頁上表示はOpenAccess) Airiti Library 書誌頁「摘要」欄冒頭
吳奕均の論文の摘要は、観落陰研究の障害として、意識と無意識の境を繰り返し越えることに伴う精神症状の危険性と、霊界イメージが個人の内面に関わるための研究者自身の自己開示の必要性の2点を挙げる
この記述の範囲: 吳奕均 2024 論文の摘要
- 吳奕均「台灣民俗觀落陰的身體實踐」(摘要、Airiti Library、頁上表示はOpenAccess) Airiti Library 書誌頁「摘要」欄中盤
吳奕均の論文の摘要は、観落陰で見られる霊界像を、身体感が空間化したものと位置づけ、参加者の身体的な振る舞い(文化的な慣習)がその見え方に影響すると説明する
この記述の範囲: 吳奕均 2024 論文の摘要(感覚民族誌の手法による知見)
- 吳奕均「台灣民俗觀落陰的身體實踐」(摘要、Airiti Library、頁上表示はOpenAccess) Airiti Library 書誌頁「摘要」欄、知見の第一点
吳奕均の論文の摘要は、観落陰の体験を白日夢や自由連想に近い状態とし、意識と無意識が交錯する場(第三空間)への没入を通じて、参加者の主体が精神・身体の両面で置き直されるとする
この記述の範囲: 吳奕均 2024 論文の摘要(知見の第二・第三点)
- 吳奕均「台灣民俗觀落陰的身體實踐」(摘要、Airiti Library、頁上表示はOpenAccess) Airiti Library 書誌頁「摘要」欄、知見の第二・第三点