モチーフ
霹靂木・雷擊木(雷に撃たれた木)
- 震燒木
- 霹靂木
- 雷擊棗木
雷に撃たれた木。研究所が参照した明代以前の書物には、符印・令牌の材にするという記述がある。
資料の記述
『本草綱目』木部の「震燒木」は、別名を霹靂木とし、李時珍の言として雷に撃たれた木で方士がこれを刻んで符印とし鬼神を召すと書き、さらに『拾遺』の説として門戸に掛けると火災を厭うとする。
この記述の範囲: 『本草綱目』木之六「震燒木」
- 本草綱目/木之六 木之六「震燒木」の【釋名】と【主治】
霹靂木・雷擊木(雷に撃たれた木)は令牌(道教の号令札)で使われる。方以智『物理小識』は、道士が雷に撃たれた棗の木で令牌を作るのは、その赤い心材が堅く、雷によって霊験を帯びるからだとし、あわせて棗の木を刻んで印にする法(中皇制使虎豹法)や、『唐六典』の羨門式法も棗の心材を使うことを挙げる。
この記述の範囲: 『物理小識』(四庫全書本)卷12 神鬼方術類「佩印」
- 物理小識 (四庫全書本)/卷12(神鬼方術類) 卷12「佩印」の条
四庫全書本『資治通鑑』卷212 の割注は、霹靂木とは霹靂に震われた木であり、いま張道陵の術を行う者は霹靂木で印を作り、雷の気があって鬼物を鎮め服させられると「云」う、と伝聞の形で書く。
この記述の範囲: 『資治通鑑』(四庫全書本)卷212 開元十二年、王皇后廃位の条の割注
- 資治通鑑 (四庫全書本)/卷212 卷212、姜皎の得罪に続く王皇后の条(「剖霹…木書天地字及上名合而佩之」)の割注