話
僵屍拒賊(續子不語卷四)
『續子不語』巻四の一話。昼の光に当てなければ人と変わらないと言われて二十年あまり人として暮らした女が、ある暑く日差しの強い日に血の水となって僵屍に変わり、のちに家を賊から守る(維基文庫の本文。馮藝超論文はこの場面を「ある晩」とする)。
資料の記述
僵屍拒賊(續子不語卷四)は續子不語に収められている。
この記述の範囲: 『續子不語』卷四(維基文庫の翻刻)
- 續子不語 04 續子不語 04、見出し「僵屍拒賊」
『續子不語』卷四「僵屍拒賊」は、杭州の洋市街石牌樓の魚売りが毎朝まだ暗いうちに艮山門を出て魚を仕入れに行くと、林の中に灯がともり、美しい女が一人で糸を紡いでいるのが毎日見え、鬼だろうと思っても恐れなかった、という話から始まる。
この記述の範囲: 『續子不語』卷四「僵屍拒賊」第1段(維基文庫の翻刻)
- 續子不語 04 續子不語 卷四「僵屍拒賊」第1段
『續子不語』卷四「僵屍拒賊」で、白い鬚の老人は魚売りに、翌朝握り飯を持って女の部屋に押し入り、女が口を開けたところへ飯を詰め、背負って帰って天の光を見せなければ人と変わらない、と教える。魚売りはそのとおりにして女を妻にし、楼の中に閉じこめて仲睦まじく暮らし、一年余りで子が生まれ、女は曇りの日には楼を下りて炊事をした、と記す。
この記述の範囲: 『續子不語』卷四「僵屍拒賊」第2段(維基文庫の翻刻)
- 續子不語 04 續子不語 卷四「僵屍拒賊」第2段
『續子不語』卷四「僵屍拒賊」では、二十年余りたって息子が嫁を迎え、孫も生まれて茶店を開いたころ、日差しが火のように強いある日、嫁は姑(魚売りの妻になった女)が楼を下りる音を聞いたが、階段のところで音が絶えたので見に行くと、血の水が一たまりあって、それが僵屍に変わっていた。夫は事情を察してさほど悲しまずに棺を買って収める。僵屍は夜ごと棺を出入りし、賊が表の門から入ると誰かが立ちふさがり、裏の門から入ってもまた立ちふさがったのは、みな僵屍が家を守っていたのだ、と記す。
この記述の範囲: 『續子不語』卷四「僵屍拒賊」第3段(維基文庫の翻刻)
- 續子不語 04 續子不語 卷四「僵屍拒賊」第3段