話
茅山道人(埋憂集)
『埋憂集』卷九の一話。金の釵を飲んだ妻を札で救いかけた道人が、途中で茅山の道士と名のって大金を求め、釵を出させたあと金と釵を持ち去る。
資料の記述
茅山道人(埋憂集)は埋憂集に現れる。『埋憂集』卷九「茅山道人」では、夫婦げんかで金の釵を飲み込んだ妻のもとに、家の上に立つ気を見て急を知ったという道人が来て、財はいらないと言いながら水に札を書いて飲ませ、釵が腸に入ったところで、自分は茅山の玉峰の道士で廟の修理の寄付を集めている、三千両出せば命を助けると言い出し、八百両を取った。釵を出させると、妖しい金だから神将の像に鋳ると言って持ち去った。評は前後の言葉の食い違いを挙げつつ、けちな主人を戒めたのか、あるいは茅山の神の化身かと結ぶ。
この記述の範囲: 『埋憂集』卷九「茅山道人」
- 埋憂集(目録と本文の一頁本) 卷九「茅山道人」と外史氏の評