文献
埋憂集
清の朱翊清の筆記。十卷と続集二卷(維基文庫の目録による)。
資料の記述
茅山道士(埋憂集)は埋憂集に現れる。『埋憂集』卷六「茅山道士」では、茅山から来たと名のる旅の道士が、はやらない腫れ物の医者に、これで一生食べるに困らないと言って薬の方を授けて親しくなり、のちに竹筒から呼び出すと背丈三メートルほどの青い顔の鬼に変わる小人を見せ、医者が恐れて収めてくれと頼むと、収めるには十両要ると言って金を取って去る。評は、僧や道士は幻術で人を欺くことが多いとし、続けて、府の元小役人でまじないで病を治すと評判だった楊道士が、病人の家に道士を何人も呼んで壇を設け、髪を振り乱し剣を持って作法する最中に、病人が死んだという話を記して笑う。そして、分を超えた富を望む者で茅山道士に笑われずに済む者はまれだ、と結ぶ。
この記述の範囲: 『埋憂集』卷六「茅山道士」
- 埋憂集(目録と本文の一頁本) 卷六「茅山道士」と外史氏の評
茅山道人(埋憂集)は埋憂集に現れる。『埋憂集』卷九「茅山道人」では、夫婦げんかで金の釵を飲み込んだ妻のもとに、家の上に立つ気を見て急を知ったという道人が来て、財はいらないと言いながら水に札を書いて飲ませ、釵が腸に入ったところで、自分は茅山の玉峰の道士で廟の修理の寄付を集めている、三千両出せば命を助けると言い出し、八百両を取った。釵を出させると、妖しい金だから神将の像に鋳ると言って持ち去った。評は前後の言葉の食い違いを挙げつつ、けちな主人を戒めたのか、あるいは茅山の神の化身かと結ぶ。
この記述の範囲: 『埋憂集』卷九「茅山道人」
- 埋憂集(目録と本文の一頁本) 卷九「茅山道人」と外史氏の評