用語
不化骨
『續子不語』卷五「骷髏三種」が游屍・伏屍と並べて挙げる、朽ちずに残る骨。
資料の記述
不化骨は骷髏三種に現れる。不化骨の例として、米を背負う者は死ぬと肩の骨が、輿を担ぐ者は脚の骨が後まで朽ちないとし、生前に力を使った所に精気が集まるためと説明し、骨の色を黒い玉のようだと記す。
この記述の範囲: 『續子不語』卷五「骷髏三種」中段
- 續子不語 05 續子不語 05「骷髏三種」中段
『續子不語』卷五「骷髏三種」は、地中にいる屍に三種あるとして、月の気に乗って決まった場所なく動く游屍、千年朽ちずに地に伏している伏屍、不化骨を挙げ、どれも棺に収められていないものだとする。このうち不化骨は、棺が朽ち衣が破れてほかの骨がみな土になっても、生前に精神を注いだ所の骨だけが残ったもので、長く日月の精気を受ければ祟りをなすこともある、と書く。
この記述の範囲: 『續子不語』卷五「骷髏三種」の冒頭と中段
- 續子不語 05 續子不語 05「骷髏三種」、冒頭の一文と不化骨を説く文
馮藝超の論文(2007年)は、伏屍が游屍に、さらに飛ぶものへと段を追って変わるという『續子不語』の説明と並べて、不化骨が祟るとされるのは、物は年を経ると化け物になるという考えから生まれたものだと論じる。
この記述の範囲: 馮藝超(2007)の論文の解釈(印刷頁202)
- 《子不語》正、續二書中僵屍故事初探 印刷頁202、「骷髏三種」の引用の後の段