モチーフ
掐訣(手訣)
- 掐訣
- 手訣
道士が手掌・手指の特定部位を掐む、または指を組んで固定の形を結ぶ所作。道教文化中心資料庫は握訣・捻訣・捏訣・法訣・手訣・神訣とも呼ぶとし、誦経・念咒・步罡・召将・治病などの各場面で用いるとする。
資料の記述
掐訣は、手のひらや指の決まった箇所を指先で押さえる(掐む)か、指を組んで決まった形を作る所作で、鬼神を呼び寄せ(感召)、邪な精を打ち伏せる(摧伏)働きがあるとされる、道法の基本的な体の所作の一つ
この記述の範囲: 道教文化中心資料庫「掐訣」の記述
- 掐訣 「掐訣」項、冒頭の定義
歩く・病を問う・邪を治める・廟に入る・川を渡る・山に入る・符を書くなど、道士の行いのそれぞれの節目で、場面に見合った掐訣を結ぶ必要があるとされる(『太上助國救民總真秘要』卷九を引く)
この記述の範囲: 道教文化中心資料庫の「掐訣」の項が引く『太上助國救民總真秘要』卷九の記述
- 掐訣 「掐訣」項、『太上助國救民總真秘要』卷九の引用箇所
訣文は掌指の一定部位に北斗・十二辰・八卦九宮・二十八宿などを象徴的に割り当てたもので、その組み合わせ(訣目)を掐むことで各象徴を把握する意味を持つとされる
この記述の範囲: 道教文化中心資料庫の「掐訣」の項の記述
- 掐訣 「掐訣」項、訣文の説明段落
道士は掐訣(手訣)を要するとされる。正一派の法師は、行法・修煉に際して步罡踏斗と掐訣を基本の形体動作として身につける必要があるとされる
この記述の範囲: 道教文化中心資料庫「步罡」「掐訣」の記述
- 步罡(「步罡踏斗」「禹步」からのリダイレクト先) 「步罡」項、冒頭段落末尾
- 掐訣 「掐訣」項、冒頭段落
握雷局(雷を握る手訣)は掐訣(手訣)の一種である。道教文化中心資料庫は、握雷局を雷霆七十二司を表す訣目で雷法で必ず行う法とし、五指を掌の上で合わせて拳のような形にすることからその名があり、召雷や邪を収める法術に多く用いられ、結ぶときには五臓の炁を運らせて真炁を掌に注ぐ、と説明する。
この記述の範囲: 道教文化中心資料庫「握雷局」項
- 握雷局(道教文化中心資料庫) 「握雷局」項 本文 前半と後半