話
竇氏(聊齋志異第五卷)
- 竇氏
『聊齋志異』第五卷に収められた一話。晉陽の南三復に捨てられて死んだ農家の娘の竇氏が、死後に南の縁談を壊し続け、最後に南は他家の娘の屍のことで、墓を暴いて屍を晒した罪に問われ死罪とされる。
資料の記述
『聊齋志異』第五卷「竇氏」では、南三復に捨てられて死んだ竇氏の墓を父が発くと棺は空で屍が消えており、のちに南の家に嫁として送られてきて急に冷たくなった娘は、新たに葬られて翌晩に盗賊に墓を発かれ屍を失っていた姚孝廉の娘で、南は墓を発いて屍を見た罪で死罪とされた
この記述の範囲: 『聊齋志異』第五卷「竇氏」後半
- 聊齋志異 第五卷 聊齋志異 第五卷、見出し「竇氏」第4〜6段
竇氏(聊齋志異第五卷)は聊齋志異に現れる。『聊齋志異』第五卷に収められた一話。晉陽の名家の南三復は、雨宿りした農家の竇廷章の娘に、妻を亡くしたので必ずめとると誓って関係をもったが、農家の娘はつり合わないと考えて裕福な家との縁談に乗り換え、身ごもった娘を捨てた。父に打たれた娘は生まれた子を抱いて南の門を訪ねたが、南は入れず、夜明けに見ると娘は子を抱いたまま座って息絶えていた、と話は始まる。
この記述の範囲: 『聊齋志異』第五卷「竇氏」第1〜3段
- 聊齋志異 第五卷 聊齋志異 第五卷、見出し「竇氏」第1〜3段
發塚(墓を暴く罪)は竇氏(聊齋志異第五卷)に現れる。話の末で、新たに葬られた姚孝廉(孝廉は郷試の合格者の呼び名)の娘の墓は一夜のうちに盗賊に暴かれて屍が消えており、その屍が南の家で見つかった。姚は役所に訴え、役所は南がたびたび行いが悪いのを憎んで、墓を暴いて屍を晒した罪にあて、死罪と決めたと記す。墓を暴いたのは盗賊と書かれている。
この記述の範囲: 『聊齋志異』第五卷「竇氏」第6段
- 聊齋志異 第五卷 聊齋志異 第五卷「竇氏」、「時有姚孝廉女新葬」で始まる段
話の末に付いた評(「異史氏曰」で始まる段)は、はじめに関係をもって最後に夫婦になっても徳とは言えず、まして初めに誓って後に縁を絶つのはなおさらだとし、娘が家で打たれても門で泣いても聞き流した南の仕打ちを、なんと残酷なことかと責める。
この記述の範囲: 『聊齋志異』第五卷「竇氏」末尾の評
- 聊齋志異 第五卷 聊齋志異 第五卷「竇氏」末尾、「異史氏曰」で始まる段