文献
聊齋志異
清代・蒲松齡による文言小説集。維基文庫の翻刻で確認できた範囲では全16巻からなり、目次に各話の題が並ぶ。巻一の3番目に「尸變」が収められる。
資料の記述
尸變は聊齋志異に現れる。『聊齋志異』第一巻の目次で「考城隍」「耳中人」に次ぐ3番目の話として収められている。
この記述の範囲: 維基文庫の翻刻・目次の範囲
- 聊齋志異(維基文庫の総目次頁) 総目次頁のリンク一覧(聊齋志異/第01卷へのリンクに付された話名アンカー)
- 聊齋志異/第01卷(「尸變」を含む巻一の全文) 「聊齋志異/第01卷」頁内、「耳中人」の次・「噴水」の前の見出し「尸變」
聊齋志異は中国大陸に見られる。蒲松齢自筆とされる清書稿本は、七世孫の蒲価人が沈陽に持ち込んだ際に四函八冊に改装されたとされ、その後の伝来の過程で半分が失われ、現存するのは半部四冊のみで、現在は中国・遼寧省図書館に所蔵されている、と記される。
この記述の範囲: 『聊齋志異』全体の伝承についての記述(「尸變」個別の異同には触れていない)
- 省图书馆珍藏半部《聊斋志异》原稿——中国古典文学名著中唯一存世的手稿 見出し下、「省图书馆珍藏半部《聊斋志异》原稿」の本文冒頭〜「壹 蒲松龄手稿有传抄本」節
現存する最古の刊本は乾隆31年(1766年)に山東・莱陽の趙起杲が刊行した「青柯亭本」であり、それ以前は写本のみで民間に流布していた、と記される。
この記述の範囲: 『聊齋志異』全体の伝承についての記述(「尸變」個別の異同には触れていない)
- 省图书馆珍藏半部《聊斋志异》原稿——中国古典文学名著中唯一存世的手稿 「壹 蒲松龄手稿有传抄本」節、「直至乾隆三十一年…青柯亭本问世」の一文
竇氏(聊齋志異第五卷)は聊齋志異に現れる。『聊齋志異』第五卷に収められた一話。晉陽の名家の南三復は、雨宿りした農家の竇廷章の娘に、妻を亡くしたので必ずめとると誓って関係をもったが、農家の娘はつり合わないと考えて裕福な家との縁談に乗り換え、身ごもった娘を捨てた。父に打たれた娘は生まれた子を抱いて南の門を訪ねたが、南は入れず、夜明けに見ると娘は子を抱いたまま座って息絶えていた、と話は始まる。
この記述の範囲: 『聊齋志異』第五卷「竇氏」第1〜3段
- 聊齋志異 第五卷 聊齋志異 第五卷、見出し「竇氏」第1〜3段