話
李通判(子不語卷一)
- 李通判
『子不語』卷一に収められた一話。死んだ李通判を生き返らせると持ちかけ、身代わりに死ぬと申し出た老僕を二鬼に取らせようとした道士の企みが、僧から授かった紙包みで破れ、道士は雷に打たれて死ぬ。
資料の記述
『子不語』卷一「李通判」では、死んだ富豪の李通判を生き返らせると言って身代わりの死を求めた道士の術で、三日目に二匹の黒い鬼が棺の継ぎ目をかじって開け、主人の姿の者を棺から助け出したが、その声は道士のものであり、術が破れたあと雷に打たれた道士の屍には、妖道が術で形を易え財と色をむさぼろうとしたと書かれていた
この記述の範囲: 『子不語』卷一「李通判」
- 子不語 卷1 子不語 卷1、見出し「○李通判」
雷の天誅(雷が悪人を撃つという観念)は李通判(子不語卷一)に現れる。『子不語』卷一「李通判」は、死んだ主人を生き返らせると持ちかけ、身代わりに死ぬと申し出た老僕を二鬼に取らせようとした道士が、術が破れた直後の雷の一撃で祭壇のところで死に、その屍に硫黄で、姿を変える術で財と色をむさぼった妖しい道士を天の掟によって斬(首を斬る刑)に処す、という意味の十七字が大書されていたと結ぶ。
この記述の範囲: 『子不語』卷一「李通判」末段
- 子不語 卷1 子不語 卷1、見出し「○李通判」の末尾の二段
李通判(子不語卷一)は子不語に現れる。『子不語』卷一に収められた一話。老僕は身代わりを申し出たあと、日ごろ拝む聖帝廟で裸足の僧に、顔じゅうに妖しい気が出ていると叱られ、いざという時に開けよと紙の包みを渡される。三日目、棺から助け出された主人の姿の者が道士の声で話すのを聞いて包みを開くと、中の五つの爪が長い金の竜になって老僕を部屋の梁に縛り上げ、鬼と主人の姿の者は老僕の寝床に入り込めなかった、と記す。
この記述の範囲: 『子不語』卷一「李通判」第3段から第5段
- 子不語 卷1 子不語 卷1、見出し「○李通判」、「老僕奉道士於家」で始まる段から「法敗矣」まで