話
外祖安公の墓(閱微草堂筆記卷十五の一条)
資料の記述
墓を暴く(發冢・盜墓)は外祖安公の墓(閱微草堂筆記卷十五の一条)に現れる。『閱微草堂筆記』卷十五は、書き手の外祖安公の墓に金宝を多く副葬し番人を置いたが、盗賊が昼寝の隙に青い蓑を着て忍び込み、夜番の拍子木の音に合わせて槌で棺を割り、口に含ませた大きな珠を顎を裂いて取り去った、夢に外祖が現れ、三人には前世の借りがあるので捕まらないが、顎を裂いた者だけは報いを受けると告げ、ひと月後に珠を取った一人だけが捕らえられ、珠は屍の気に蝕まれて無価値になっていた、と記す
この記述の範囲: 『閱微草堂筆記』卷十五(姑妄聽之一)、外祖安公の条
- 閱微草堂筆記 卷15(姑妄聽之一) 閱微草堂筆記 卷15、「外祖安公,前母安太夫人父也」で始まる条
外祖安公の墓(閱微草堂筆記卷十五の一条)は閱微草堂筆記に現れる。『閱微草堂筆記』卷十五(「姑妄聽之」の一)の一条。安公は書き手の紀昀の父の先の妻(安太夫人)の父で、亡くなったとき家はまだ栄えていて、息子たちは金や宝を多く副葬した。宝玉の副葬を戒める昔の話を説く人や、墓の塀の外に番小屋を建てて夜通し拍子木と鈴を鳴らすのは盗賊に目印の旗を立てるようなものだと言う人もいたが、聞き入れなかった。のち墓は盗賊に暴かれ、口に含ませた竜眼の種ほどの大きな珠は、あごを裂いて取り去られていた。安公は息子たちの夢に現れ、前の世で三人の盗賊に財を借りていたので取り立てられるのは償いだが、あごを裂かれたのはひどい仕打ちで、その報いはあの世で認められたと語った。一月余りのち珠を取った盗賊が捕まり、残る二人は名前まで分かっていたのに大金をかけても捕まらず、夢の言葉は偽りでなかった、と結ぶ。
この記述の範囲: 『閱微草堂筆記』卷十五「外祖安公,前母安太夫人父也」で始まる条の、冒頭から夢の語りと末尾まで
- 閱微草堂筆記 卷15(姑妄聽之一) 卷十五「外祖安公,前母安太夫人父也」で始まる条の全体