文献
太平御覽
北宋・李昉らの勅撰類書。果部の桃の項に、桃が邪気を鎮めるとする『典術』の説や、桃の棒で羿が死んだために鬼が桃を畏れるとする『淮南子』の説、桃の人形を戸口に立てる由来を記す『漢舊儀』の引用などが収められる。
資料の記述
法剣(桃木の剣を含む)は太平御覽に現れる。桃は五木の精であり邪気を鎮めるとし、桃の精は鬼門に生じて多くの鬼を制するため、桃の人形を作り門に掛けて邪を防ぐと『典術』を引いて記す
この記述の範囲: 太平御覽 卷967 果部四・桃(『典術』の逸文を引く)。対象は桃で作った人形(桃人)であり、剣についての記述ではない
- 太平御覽/0967(果部四・桃) 太平御覽 卷967 果部四・桃(『典術』を引く箇所)
法剣(桃木の剣を含む)は太平御覽に現れる。羿が桃の棒(桃棓)で殺されたという話を引き、そのために鬼は桃を畏れるようになったと記す
この記述の範囲: 太平御覽 卷967 果部四・桃(『淮南子』の逸文を引く。棓は大きな杖で桃木製と注記される)。対象は棒(杖)であり、剣についての記述ではない
- 太平御覽/0967(果部四・桃) 太平御覽 卷967 果部四・桃(『淮南子』を引く箇所)
札(符)は太平御覽に現れる。度朔山の大桃樹の下で神荼・鬱壘の二神が万鬼を統べ悪鬼を葦の縄で縛って虎に食わせるという故事を引き、黄帝がこれに倣って桃の人形を戸口に立て、神荼・鬱壘と虎・葦索を描いて鬼を防いだと記す
この記述の範囲: 太平御覽 卷967 果部四・桃(『漢舊儀』が『山海経』を引く形で収録。『風俗通』にもほぼ同様の話が荼與・鬱律の名で載る)
- 太平御覽/0967(果部四・桃) 太平御覽 卷967 果部四・桃(『漢舊儀』を引く箇所)