文献
夜譚隨錄
清の和邦額の文言の怪異譚集。維基文庫では四卷に分けて載る。
資料の記述
烽子は夜譚隨錄に現れる。『夜譚隨錄』卷二「烽子」では、上杭の山あいの見張り所で、外で寝る子が消えたり頭を割られて死んだりする怪が一年近く続いた。新しく雇われた見張りの兵の乙が、雷雨の夜に神の祠で、枯れ木の上の赤い衣の女が白い絹で雷を払いのけるのを見て、人ではなく屍の変じたものに違いないと考え、火縄銃で撃つと女は落ち、雷がそれを撃った。翌朝見ると頭を撃ち抜かれ、顔と手に白い毛が生えていた。焼くと子どもの怪はやんだ。評は、屍が旱魃(日照りを起こす化け物)になる話はあっても、子の脳を取り雷と戦うものは聞かないので、いっそう不思議だとし、兵が雷を助けたのも天の計らいだ、とする。
この記述の範囲: 『夜譚隨錄』卷二「烽子」
- 夜譚隨錄 卷二 卷二「烽子」と蘭巖の評
尸變二則(夜譚隨錄)は夜譚隨錄に現れる。『夜譚隨錄』卷二「尸變二則」の二つ目では、都へ試験を受けに行く者が古寺の楼に泊まり、夜、棺から這い出た白い屍に窓へ跳びかかられ、燭台で打っても起き上がるので、手近の本で頭を打つと屍は倒れて動かなくなった。翌日、寺の僧が十数人の雇い人に武器を持たせて見に行き、この夏雨が降らないのはこの魃(日照りを起こす化け物)のせいだと言い、官に知らせて焼かせた。打った本は『周易』の下巻で、僧は、書生の武器も人と違う、と笑った。
この記述の範囲: 『夜譚隨錄』卷二「尸變二則」の二つ目
- 夜譚隨錄 卷二 卷二「尸變二則」二つ目