文献
儀禮
礼の経書で、十七篇から成る。第十二の士喪禮の篇に、士の死から棺に納めるまでの手順と衣の数がある。
資料の記述
儀禮には、壽衣・殮服(死者に着せる装束)についての記述がある。
この記述の範囲: 『儀禮』士喪禮第十二(維基文庫の翻刻)
- 儀禮 士喪禮第十二 儀禮 士喪禮「陳襲事於房中」の段
維基文庫の『儀禮』の目次は、士冠禮第一から有司第十七までの十七篇を並べ、喪の篇として喪服を第十一、士喪禮を第十二、既夕禮を第十三、士虞禮を第十四に置く。
この記述の範囲: 維基文庫の目次の範囲
- 儀禮(目次頁) 目次(十七篇の一覧)
『儀禮』士喪禮は、士が死んで復(衣を振って魂を呼び戻す儀)を終えたあと、角の匙(角柶)を歯の間にかませ(楔齒)、燕几という小さな机で足をつなぎとめ(綴足)、乾し肉と醢(塩漬けの肉)、甘酒を遺体の東に供え、堂に幕を張る、と記す。
この記述の範囲: 『儀禮』士喪禮の冒頭の段(維基文庫の翻刻)。それぞれの目的は本文に書かれていない
- 儀禮 士喪禮第十二 儀禮 士喪禮 冒頭、「楔齒用角柶。綴足用燕几」の段
孝杖・哭喪棒は儀禮に現れる。『儀禮』喪服第十一は、いちばん重い喪服の斬衰(裾を縫わない粗い麻の服)を着る者の持ち物に苴杖(黒ずんだ竹の杖)を挙げ、次に重い疏衰(目の粗い麻の喪服)で三年や一年服する者には削杖(桐の杖)を挙げる。同じ一年の喪でも、祖父母や伯父・叔父のためなどの場合は「杖をつかない」とし、杖の有無で喪の重さを分けている。
この記述の範囲: 『儀禮』喪服第十一の冒頭の四段(維基文庫の翻刻。経文だけ)
- 儀禮 喪服第十一 儀禮 喪服第十一、冒頭の「斬衰裳,苴絰杖」の段から「不杖,麻屨者」の段まで