話
秦中墓道
『子不語』巻2に収められた一話。秦中(陝西方面)の風俗として、死者の血肉が尽きるまで葬らない慣行と、それに反して未消化のまま葬った屍が「地気」を受けて「発凶」(白凶・黒凶)になるという言い伝えを記す。
資料の記述
秦中墓道は子不語に収められている。
この記述の範囲: 維基文庫の翻刻(巻2)の範囲
- 子不語/卷2(「秦中墓道」を含む巻2の全文) 子不語 巻2「秦中墓道」(見出し)
秦中(陝西方面)の風俗では、人が死んでもすぐには葬らず、血肉が尽きるまで屍を晒しておくのが常で、そうしないと「発凶」になるという言い伝えがあった、と記す。
この記述の範囲: 「秦中墓道」の範囲
- 子不語/卷2(「秦中墓道」を含む巻2の全文) 子不語 巻2「秦中墓道」冒頭
秦中墓道は気(氣)に関わる。血肉が尽きないうちに葬られた屍は「地気」を受け、三月後に全身に毛が生えて、白い毛のものは「白凶」、黒い毛のものは「黒凶」と呼ばれる存在になり、人家に入り込んで災いをなす、と記す。
この記述の範囲: 「秦中墓道」の範囲
- 子不語/卷2(「秦中墓道」を含む巻2の全文) 子不語 巻2「秦中墓道」後半
秦中墓道はキョンシー(僵屍・殭屍)と異なる。「秦中墓道」で「地気」を受けて毛が生え人家に災いする存在は「白凶」「黒凶」と呼ばれており、「僵屍」「殭屍」の語はこの話には一度も現れない。
この記述の範囲: 「秦中墓道」の用字の範囲
- 子不語/卷2(「秦中墓道」を含む巻2の全文) 子不語 巻2「秦中墓道」全文
気(氣)は秦中墓道に見られる。「地気」の語が「秦中墓道」に現れ、未消化のまま葬られた屍がこれを受けることで変化するとされる、と記す。
この記述の範囲: 「秦中墓道」の範囲
- 子不語/卷2(「秦中墓道」を含む巻2の全文) 子不語 巻2「秦中墓道」後半