文献
清稗類鈔
徐珂が編纂した類書。維基文庫の該当頁(清稗類鈔/082、見出しは『方伎類』)に、見出し『送尸術』(目次80番)の条があり、貴州の商人が客死した仲間の遺体を故郷へ送り届ける術についての記述がある(研究所が確かめたのはこの一頁のみ。方伎類二・迷信類一・二の頁は取得していない)。
資料の記述
清稗類鈔には、趕屍についての記述がある。
この記述の範囲: 清稗類鈔 方伎類一(維基文庫版「清稗類鈔/082」)第80条
- 清稗類鈔(方伎類一)「送尸術」 清稗類鈔 方伎類一 目次80番・本文「送尸術」条見出し
焦四以盜墓致富(清稗類鈔 盜賊類)は清稗類鈔に現れる。広州の盗賊焦四は駐防の者で、白雲山の近くで墓を暴くことを生業とし、数十人の徒党が雨・風・雷の音を聴き、草の色や泥の跡を見る術を持ち、百に一つも外さなかった、と記される。
この記述の範囲: 『清稗類鈔』盜賊類「焦四以盜墓致富」冒頭
- 清稗類鈔(盜賊類) 盜賊類「焦四以盜墓致富」第 1 段
焦四以盜墓致富(清稗類鈔 盜賊類)は清稗類鈔に現れる。同じ条は、雷雨の中で手下を四方に立たせて地下の響きを聞かせて墓を見つけ、小屋を建てて昼夜掘り、縄で人を下ろして探らせ、中殿の金の棺を開けると、屍は長い鬚が頬を巡り骨肉が石のようで、中に金や珠が数えきれないほどあり、持ち帰って少しずつ売って富を得た、と記す。
この記述の範囲: 『清稗類鈔』盜賊類「焦四以盜墓致富」第 1 段後半〜第 2 段
- 清稗類鈔(盜賊類) 盜賊類「焦四以盜墓致富」第 1 段後半と第 2 段
盜棺(清稗類鈔 盜賊類)は清稗類鈔に現れる。阿片の禁が厳しくなると、悪い商人が阿片を棺に入れ、白い喪服で泣きながら柩を故郷へ送るふりをした、と記される。
この記述の範囲: 『清稗類鈔』盜賊類「盜棺」冒頭の一文
- 清稗類鈔(盜賊類) 盜賊類「盜棺」冒頭(「鴉片之禁既嚴」の句)
盜棺(清稗類鈔 盜賊類)は清稗類鈔に現れる。同じ条は、宣統庚戌の年に廈門のある関所で、柩を担いで通る者の様子が怪しく、役人が密輸の阿片を疑って問い詰めると言葉に詰まり、開けると中に息のある老人が寝ていて、やがて目を覚ました、と記す。役人は役所に送って調べさせた。続けて、老人は酒に酔って死んだとされ近くの山に葬られた富家の翁で、柩を担いでいたのは墓荒らしで、棺が堅くて開かず、人に見られるのを恐れて担いで帰りゆっくり開けようとしていたのだろう、と推量の形(身元と正体の両方を「蓋」で書く)で結ぶ。
この記述の範囲: 『清稗類鈔』盜賊類「盜棺」本文
- 清稗類鈔(盜賊類) 盜賊類「盜棺」本文(「宣統庚戌」から末尾まで)