文献
搜神記
東晋の干寶が撰んだ志怪の書。もとは三十卷あったとされ、今に伝わるのは二十卷で、卷十五には墓を暴かれた死者や、墓の中で生きていた人の話が収められている。
資料の記述
李娥(搜神記卷十五の一話)は搜神記に収められている。
この記述の範囲: 『搜神記』卷十五(維基文庫の翻刻)
- 搜神記 第十五卷 搜神記 第十五卷、「漢建安四年二月,武陵充縣婦人李娥」で始まる段
漢の馮貴人の墓(搜神記卷十五の一話)は搜神記に収められている。
この記述の範囲: 『搜神記』卷十五(維基文庫の翻刻)
- 搜神記 第十五卷 搜神記 第十五卷、「漢桓帝馮貴人,病亡」で始まる段
魏の時代の太原の發冢(搜神記卷十五の一話)は搜神記に収められている。
この記述の範囲: 『搜神記』卷十五(維基文庫の翻刻)
- 搜神記 第十五卷 搜神記 第十五卷、「魏時太原發冢」で始まる段
『晉書』卷八十二の干寶の伝は、干寶の父が寵愛した侍女を、父の死後に嫉妬した母が生きたまま墓に入れたが、十年余りのち母の葬りで墓を開くと侍女は棺に伏して生きているようで、連れ帰ると数日で息を吹き返したこと、また干寶の兄が息絶えて何日も体が冷えず、やがて目覚めて天地の鬼神の事を見たと語ったことを記す。伝は、干寶がこれらをきっかけに古今の神々・霊異・人や物の変化の話を集めて『搜神記』三十卷を撰んだ、と書く。
この記述の範囲: 『晉書』(唐の勅撰)の干寶伝が書く撰述のいきさつ。干寶自身の言葉ではない
- 晉書 卷八十二 列傳第五十二 卷八十二「干寶」の条、「性好陰陽術數」で始まる段
維基文庫の『搜神記』の目次頁の説明は、この書はもと三十卷あったが今に伝わるのは二十卷で、翻刻の底本は明の萬曆年間に胡震亨が編んで刻した『秘冊彙函』の本だとし、卷十五・十六を死者の魂や生き返りの話の巻と分ける。
この記述の範囲: 維基文庫の目次頁の説明(書き手の名は無い)
- 搜神記(目次頁) 目次頁の冒頭の解説