作品
鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)
- 鬼打鬼
- Encounter of the spooky kind
- Spooky Encounters
- 妖術秘伝・鬼打鬼
資料の記述
鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)は香港で公開・発売された。香港政府のHong Kong Film Searchで、公開日は1980年12月24日と記される
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード bib_no 52297 詳細レコード、Release Date欄
監督・脚本・出演はSammo Hung、製作はGolden Harvest、撮影実務はBo Ho Films Company Limitedと記される(レコードに漢字表記は無い)
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード bib_no 52297 詳細レコード、Director欄・Company/Group欄
ゴールデン・ハーベストは鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)を製作した。
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード bib_no 52297 詳細レコード、Company/Group欄
Bo Ho Films(ボー・ホー・フィルムズ)は鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)を製作した。
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード bib_no 52297 詳細レコード、Company/Group欄
香港政府データベースの紹介文は、肝試しで空き家に泊まる男と、彼を排除しようとする悪徳役人が雇う邪悪な術者、彼を助ける親切な魔法師を描く筋を記すが、殭屍・vampire・jiangshiの語は使われていない
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード bib_no 52297 詳細レコード、Synopsis欄
香港01 の 2020 年の記事は、洪金寶が『鬼打鬼』を撮る前に大量の資料を集めたが、映画に使ったのはその十分の二、三だけだと語ったことがある、と伝える
この記述の範囲: 香港01 2020-09-01 の『鬼打鬼』紹介記事。発言は「曾提及」「曾表示」の間接話法で、いつ・どこでの発言かは書かれていない
- 【盂蘭節】鬼打鬼:靈幻動作喜劇始祖 茅山法術打功夫 小見出し「武打動作融入民間茅山術」の下、第 1 段落の冒頭
香港01 の 2020 年の記事の地の文は、『鬼打鬼』の物語の着想は芝居の一座(戯班)出身の洪金寶の記憶にある不思議な話から来ており、筋立てや場面の趣向(橋段)は主に中国の農村の伝説や民間の物語から取り、茅山の法術の禁忌を入れた、と書く
この記述の範囲: 香港01 2020-09-01 の『鬼打鬼』紹介記事。発言は「曾提及」「曾表示」の間接話法で、いつ・どこでの発言かは書かれていない。記者の地の文
- 【盂蘭節】鬼打鬼:靈幻動作喜劇始祖 茅山法術打功夫 小見出し「啟發電影《殭屍先生》」の下、第 1 段落の後半
香港01 の 2020 年の記事は、茅山道士の三つの戒め、「越窮越見鬼」、リンゴの皮を切らずにむいて鬼を呼ぶ、「與殭屍通人氣」などの民間の言い伝えを劇中に再現した、と書く
この記述の範囲: 香港01 2020-09-01 の『鬼打鬼』紹介記事。発言は「曾提及」「曾表示」の間接話法で、いつ・どこでの発言かは書かれていない。記者の地の文
- 【盂蘭節】鬼打鬼:靈幻動作喜劇始祖 茅山法術打功夫 小見出し「武打動作融入民間茅山術」の下、第 1 段落の後半
靈幻動作喜劇は恐怖が主題なので、演者の動きもカンフー映画(功夫片)に似すぎた打ち方はできず、「以詠春洪拳打殭屍」(詠春拳や洪拳で殭屍と戦う)のようにはしない、喜劇の要素もあるので技の型(招式)も比較的こっけいなもの(諧趣)か、はらはらさせるもの(驚険)にする、と錢小豪が述べたことがあると、香港01 の 2020 年の記事は伝える
この記述の範囲: 香港01 2020-09-01 の『鬼打鬼』紹介記事。発言は「曾提及」「曾表示」の間接話法で、いつ・どこでの発言かは書かれていない。錢小豪の発言は靈幻動作喜劇という類型一般についてで、『鬼打鬼』一本についての言葉ではない
- 【盂蘭節】鬼打鬼:靈幻動作喜劇始祖 茅山法術打功夫 小見出し「武打動作融入民間茅山術」の下、第 2 段落
洪金寶は、新しい題材を探して茅山の話を思いつき、東南アジアと香港で好まれる鬼神や怪しい伝説への観客の好奇心をつかもうと『鬼打鬼』を撮った、主題は「上身」(憑依)で、南洋の茅山の事情に通じた友人の野峰から意見と多くの話を聞き、京劇も多く挿し込み、多くの鬼怪の伝説を取り込んで資料をまとめ、道具の多くも自分で考えた、と語った
この記述の範囲: 洪金寶の口述(香港電影資料館『風起潮湧—七十年代香港電影』、2018 年刊。口述の時期は本に書かれていない)。『鬼打鬼』(1980)について。殭屍・跳ねる・札・官服には触れていない
- 風起潮湧—七十年代香港電影(香港影人口述歷史叢書之七) 洪金寶の章、節「獨排眾議開拍《鬼打鬼》」、本の 91〜92 頁(PDF の 93〜94 枚目)
洪金寶は、『鬼打鬼』の脚本家(編劇)に自分たちの意見を伝えて書かせたとし、脚本家は黃鷹だと語る(本の按語は、洪金寶との共同脚本だと補う)
この記述の範囲: 同上の口述
- 風起潮湧—七十年代香港電影(香港影人口述歷史叢書之七) 同じ節、本の 92 頁(PDF の 94 枚目)
香港政府の映画データベースの繁体字の記録は、『鬼打鬼』(1980 年 12 月 24 日公開)のプロデューサー(監製)を嘉禾の鄒文懷とし、製作担当(製片)に陳佩華と劉志中の二人を挙げる。英語の画面の別の記録も、Producer を Raymond Chow(鄒文懷)、Associate Producer を同じ二人とする。洪金寶は監督・脚本・主演で、プロデューサーの欄には名が無い。一方、Fortune Star のカタログの紹介文は「Produced by Sammo Hung」で始まり、記録の欄と食い違う。
この記述の範囲: 香港政府の映画データベース(繁体字の記録 3445、英語の記録 52297)と Fortune Star のカタログ
- Hong Kong Film Search(繁体字の画面)の詳細レコード 21 件(洪金寶と殭屍・鬼の映画、2026-10-31) 記録 3445 のスタッフ欄と、人名の一覧(監製・製片)
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード 記録 52297 の Crews 欄(2026-10-31 に取り直した頁)
- Spooky Encounters (Movie Catalogue) 作品頁の紹介文の冒頭(2026-10-31 に取り直した頁)反対の記述
同じ記録は『鬼打鬼』の武術指導を「洪家班」(洪金寶の率いる武術の一団)とし、その中身として洪金寶・元彪・林正英・陳會毅の四人を挙げる。英語の記録も、武術指導を「洪金寶とその洪家班」とし、同じ四人(陳會毅は英語名 Bee Chan)を並べる。元彪の略伝によれば、この四人は『敗家仔』(1981)と『奇謀妙計五福星』(1983)の武術指導で香港電影金像獎の最優秀動作指導を受けた顔ぶれでもある(洪金寶の略伝は『敗家仔』の受賞だけを、林正英・元彪・陳會毅と一緒のものとして挙げる)。
この記述の範囲: 香港政府の映画データベースの記録と、香港電影資料館の元彪・洪金寶の略伝
- Hong Kong Film Search(繁体字の画面)の詳細レコード 21 件(洪金寶と殭屍・鬼の映画、2026-10-31) 記録 3445 のスタッフ欄(武術指導)
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード 記録 52297 の Crews 欄(Action Choreographer)
- 香港影人小傳檢索:元彪 略伝の第 3 段落(武術指導の段)
- 香港影人小傳檢索:洪金寶 略伝の最後の段(受賞の列挙)
同じ記録の出演の欄では、洪金寶が主人公の車夫・張大膽、林正英が捕り手の頭(捕頭)、午馬が特別出演で張老九の役とされ、鍾發・陳龍・黃哈(黃蝦)が並ぶ。林正英は、のちの道士の役ではなく、主人公を追う役人の側で出ている。
この記述の範囲: 香港政府の映画データベース(繁体字の記録 3445)
- Hong Kong Film Search(繁体字の画面)の詳細レコード 21 件(洪金寶と殭屍・鬼の映画、2026-10-31) 記録 3445 の出演欄(Casts)
香港電影資料館の林正英の略伝は、林正英が洪金寶の最初の監督作『三德和尚與舂米六』(1977)から洪家班に加わり、『鬼打鬼』(1980)・『人嚇人』(1982)・『奇謀妙計五福星』(1983)など洪金寶の多くの映画で脇役と武術指導を務めたと書く。
この記述の範囲: 香港電影資料館「香港影人小傳檢索:林正英」
- 香港影人小傳檢索:林正英 略伝の第 2 段落(2026-10-31 に取り直した頁)
洪金寶は、『鬼打鬼』を撮りたいと嘉禾の何冠昌に持ちかけて同意を得たが、多くの人から「こういうものは誰も見ない、誰も好まない」と止められ、自分は「信じてくれ、大丈夫だ」と答えた、まだ撮っている途中で映画が公開される前なのに、多くの新聞の評論が出来の悪さを書き立てた、と語った
この記述の範囲: 洪金寶の口述(香港電影資料館『風起潮湧—七十年代香港電影』、2018 年刊。口述の時期は本に書かれていない)
- 風起潮湧—七十年代香港電影(香港影人口述歷史叢書之七) 洪金寶の章、『鬼打鬼』を周りの反対を押して撮った話の節、本の 91 頁(PDF の 93 枚目)
洪金寶は、詠春拳の映画はもう撮ったので、まだ撮っていないものは何かと考え、茅山にしようと決めたと語り、また、術で呪いを飛ばす「飛降」が飛んで来る場面や、体が急にへこむ場面の撮り方は自分で考え出したもので、当時の香港ではコンピューターの特殊効果を知る人が少なく、どう撮ったのか誰にも分からなかったと語った
この記述の範囲: 洪金寶の口述(香港電影資料館『風起潮湧—七十年代香港電影』、2018 年刊。口述の時期は本に書かれていない)
- 風起潮湧—七十年代香港電影(香港影人口述歷史叢書之七) 同じ節、本の 92 頁(PDF の 94 枚目)
當代中國の 2023 年の人物紹介の写真説明は、洪金寶が『鬼打鬼』で清朝の殭屍という役を作り、それが思いがけず後の霊の映画に欠かせない主役になった、と書く
この記述の範囲: 當代中國 2023-03-17 の記事の写真説明(記者の地の文、出典なし)
- 影壇の「大哥大」洪金寶 60 年の歩みと功夫喜劇の流行(當代中國の記事) 功夫と笑いの結びつきを述べる小見出しの下、『鬼打鬼』の写真説明
KINENOTE は『妖術秘伝・鬼打鬼』を日本の劇場では「未公開」とし、製作年を 1981 年、上映時間を 102 分、配給の欄をユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンと記す。映画.com の作品頁にも劇場公開日と配給の欄は無い。
この記述の範囲: KINENOTE・映画.com の作品頁
- 妖術秘伝・鬼打鬼(作品情報) 基本情報・解説
- 妖術秘伝・鬼打鬼:作品情報 作品頁
国立国会図書館サーチに載る CiNii Books(大学図書館の目録)の書誌によれば、『鬼打鬼』の DVD はユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンのもので、年は c1993, 2005 と記され、注記は「1981年香港映画」とする。責任表示は「サモ・ハン・キンポー監督 ; サモ・ハン・キンポー, ファン・ユイ脚本 ; レイモンド・チョウ製作」で、著者の見出しは「洪, 金寶(コウ, キンホウ)」とする。
この記述の範囲: 国立国会図書館サーチに載る CiNii Books の書誌
発売元ツインの DVD『妖術秘伝・鬼打鬼 デジタル・リマスター版』のカタログは、「これがキョンシー映画の元祖!サモ・ハン監督&主演の傑作ホラー」とうたい、『霊幻道士』に先立ってサモ・ハン・キンポーが手掛けた元祖キョンシー・ホラーで、香港映画界で「キョンシー物」という新しいジャンルを開いた一本だと書く。販売元はパラマウント ジャパンで、映像特典にサモ・ハン・キンポーのインタビューを収める。
この記述の範囲: 株式会社ツインのカタログ(DVD)
- 妖術秘伝・鬼打鬼 デジタル・リマスター版 [DVD](カタログ) カタログの惹句・紹介文・映像特典・発売元の表示
ツインは 2023 年 10 月 11 日に『妖術秘伝 鬼打鬼 ニュー2Kリマスター版』の Blu-ray(品番 TWBS-5336、広東語・日本語字幕)を出した。カタログは作品を 1980 年・香港・103 分とし、特典にサモ・ハン・キンポーのインタビューを入れる。
この記述の範囲: 株式会社ツインのカタログ(Blu-ray)
- 妖術秘伝 鬼打鬼 ニュー2Kリマスター版(カタログ) 商品情報・作品データ
クランクイン!の作品一覧は、サモ・ハン・キンポー監督・主演の「元祖キョンシーホラーの3部作・第1弾」として、『妖術秘伝 鬼打鬼〈ニュー2Kリマスター版〉』を 2025 年 4 月 11 日に上映すると載せ、同じく『霊幻師弟 人嚇人〈ニュー2Kリマスター版〉』を 2025 年 4 月 19 日公開と載せる。
この記述の範囲: クランクイン!の出演作品一覧(2025 年の上映の欄)
- サモ・ハン・キンポーの出演作品一覧 作品一覧の 2025 年の欄
香港電影金像獎協會は、2024 年 3 月 28 日に第 42 回の終身成就賞を洪金寶に贈ると発表した文で、洪金寶の映画は新しさを求め続けたとし、その例の最初に『鬼打鬼』(1980)を挙げて、霊や妖しいものを扱う喜劇の流行を開いたと書く。同じ段は続けて『敗家仔』『提防小手』『奇謀妙計五福星』などを並べる。賞の理由としては、香港の武術・アクションの映画を率いて押し進めた貢献を挙げる。
この記述の範囲: 香港電影金像獎協會の発表文(2024 年 3 月 28 日)
- 第 42 回香港電影金像獎の終身成就賞・專業精神賞の受賞者の発表(金像獎協会の発表文) 洪金寶の受賞の部の第 3 段落(作品を並べる段)と、冒頭の主席の言葉の段
- 第 42 回香港電影金像獎の式の内容と中継の案内(金像獎協会の発表文) 第 3 段落(式の内容の段)
- 第 42 回香港電影金像獎の受賞者の名簿(金像獎協会の頁) 名簿の下の終身成就賞の欄
星島頭條の 2024 年 4 月 14 日の受賞者の名簿の記事は、終身成就賞の洪金寶を、功夫喜劇の先がけを作り、独自の武術の様式と諧謔で世界の観客に好まれ、香港の武術映画を 80 年代から世界に広めた人として紹介する。協会の発表文にある『鬼打鬼』と霊や妖しいものを扱う喜劇の話は、この要約には入っていない。
この記述の範囲: 星島頭條の受賞者の名簿の記事(2024 年 4 月 14 日)の終身成就賞の段
- 香港金像獎 2024 の受賞者の名簿の記事(星島頭條) 記事の終身成就賞の洪金寶の段
亞洲電影大獎学会は、2023 年 3 月 1 日に第 16 回の終身成就賞を洪金寶に贈ると発表した文で、林正英・午馬と撮った『鬼打鬼』と『人嚇人』が、霊を扱う怖さと笑いの喜劇に新しい方向(英語の版では新しいジャンル)を開いたと書く。同じ段は『老虎田雞』などの動作喜劇、五福星の系列、『龍的心』『亂世兒女』などを並べ、『殭屍先生』の名は出さない。
この記述の範囲: 亞洲電影大獎学会の発表文(2023 年 3 月 1 日、英語版・繁体字版)
- 洪金寶の第 16 回亞洲電影大獎の終身成就賞の発表(繁体字版) 見出し無しの段(「洪金寶參演的電影多不勝數」で始まる段)
- Sammo HUNG To Receive Lifetime Achievement Award At 16th Asian Film Awards(亞洲電影大獎学会の発表、英語版) 見出し「Extraordinary achievements behind and in front of the camera」の下の第 2 段
- 第16回アジア・フィルム・アワード:サモ・ハン・キンポーさん、特別功労賞を受賞(日本語版) 本文の全 5 段
星光大道の洪金寶の銘板の紹介は、2004 年の旧サイトの写しでも、2019 年に作られたいまのサイトの頁でも、鬼や霊を扱う映画に一つも触れない。2004 年の文は京劇学校の七小福、スタントの役者の時代、1977 年の初監督作、金像獎の主演男優賞二回などと、洪金寶の率いる武術の一団(洪家班)が人を育てたこと、1998 年の米国のドラマを挙げる。いまの文はこれに祖父母の代から映画に携わる家に生まれたこと、『龍的心』(1985)、『殺破狼』『葉問2』を足すが、やはり鬼の映画は挙げない。
この記述の範囲: 星光大道の銘板の紹介(旧サイト 2004 年 8 月の写し、いまのサイトの繁体字・英語の頁)
- 星光大道の旧サイトの洪金寶の銘板の紹介(2004 年の Wayback の写し) 銘板の頁(id=78)の本文の全文
- 58 洪金寶先生(星光大道のいまのサイトの銘板の紹介、繁体字版) 頁の本文(「生於電影世家」で始まる段)
- Mr Sammo Hung Kam Po(星光大道のいまのサイトの銘板の紹介、英語版) 頁の本文
- 星光大道の旧サイトの袁和平の銘板の紹介(2004 年の Wayback の写し) 銘板の頁(id=81)の本文
香港国際映画祭は第 43 回(2019 年)の特集の映画人(Filmmaker in Focus)に洪金寶を選び、その発表(2019 年 1 月 16 日、転載で確認)で、洪金寶は『鬼打鬼』(1980)で「中国の吸血鬼」の怖さと笑いの映画のジャンルを始めた人とされると書く。同じ発表を伝えた The Hollywood Reporter は、これを殭屍(jiangshi)の怖さと笑いの下位ジャンルと書く。上映の 10 本に『鬼打鬼』は入り、『殭屍先生』は入っていない。
この記述の範囲: 香港国際映画祭の第 43 回の特集の映画人の発表(Asian Movie Pulse の転載と The Hollywood Reporter の記事)
洪金寶は 2013 年 3 月 25 日の香港電影資料館の聞き取り(聞き手は蒲鋒)で、『鬼打鬼』は人生の好奇心を描こうとしたもので、当時は東南アジアや香港で神や鬼、怪しいものの話がはやり始めていて、観客はこうした題材にとても興味を持つと考えた、と語る。嘉禾の上の人とは主に何冠昌と話し、茅山の話の『鬼打鬼』を撮りたいと言うと「好きならやれ」と言われ、何冠昌は自分を信じてくれたと語る。
この記述の範囲: 香港電影資料館《通訊》第 64 期(2013 年 5 月)の口述歴史の聞き取り
- 香港電影資料館《通訊》第 64 期(2013 年 5 月): 洪金寶の口述歴史の聞き取りと嘉禾の座談会の報告 PDF の 5 頁、「執導筒」の節の後半
香港政府の映画データベースの紹介文は、譚老爺が茅山の術者の錢開を雇って術で主人公の張大膽を殺させようとし、錢開の弟弟子の徐真人がそのやり方を良しとせず、二度にわたって張に殭屍への対し方を教え、錢開は術にしくじって深い傷を負う、と書く。逃げた張が屍の安置所に泊まって殭屍の襲いかかりをかわし、徐を頼ると、錢開は術で張の体を操って人を襲わせるが、徐が術を解く。最後に錢開がまた祭壇を設けて呪いを飛ばし、徐が駆けつけ、二人がそろって鬼神を呼んで体に乗り移らせ、張が譚と錢開を殺すが、徐も深い傷を負って落ちて死ぬ、と書く。
この記述の範囲: 香港政府の映画データベース(繁体字の記録 3445)の紹介文
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード 記録 3445 の紹介文(Synopsis)
主人公を助ける道士の役名は資料で違う。香港政府の映画データベースの出演の欄は、鍾發を徐真人、陳龍を錢開とする。香港電影資料館の 2026 年の上映の解説は、雇われた茅山の術者を錢真人(陳龍)、その弟弟子を許真人(鍾發)と書き、許が張を救って弟子にし、二人で譚と錢に立ち向かう、と書く。英語版 Wikipedia の筋の節は、助ける側を Priest Tsui、雇われた側を Chin Hoi と書く。
この記述の範囲: 香港政府の映画データベース(記録 3445)、香港電影資料館の 2026 年の上映の解説、英語版 Wikipedia
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード 記録 3445 の出演の欄(Casts)
- 鬼打鬼(靈幻經典・2026年上映プログラム解説、繁体字版) 上映の解説の筋の段落
- Encounters of the Spooky Kind 筋(Plot)の節の第 3 段落
香港電影資料館の 2026 年の上映の解説は、結末を、兄弟子と弟弟子の二人が高い祭壇の上で術を競い、それぞれ神を呼んで体に乗り移らせて戦う場面と書く。香港政府の映画データベースの記録は、林超榮の文(『乘風變化—嘉禾電影研究』2013 年、90 頁)を引き、最後の場面を、正と邪の二人の茅山の師匠が術を競い、鍾發が術の台から落ちる場面として紹介する。
この記述の範囲: 香港電影資料館の 2026 年の上映の解説の結びの段落と、香港政府の映画データベース(記録 3445)の備考の評の抜き書き
- 鬼打鬼(靈幻經典・2026年上映プログラム解説、繁体字版) 上映の解説の結びの段落
- Hong Kong Film Search(香港政府の映画検索データベース)の作品ごとの詳細レコード 記録 3445 の備考の欄にある評の抜き書き(林超榮、2013 年、90 頁)
英語版 Wikipedia の筋の節は、助ける側の道士が主人公に、棺に鶏の卵五十個を投げ込み、卵が尽きたら犬の血を殭屍にかけよと教え、張が犬の血をかけると、殭屍を操っていた術者が跳ね飛ばされて操りが切れる、と書く。のちに雇われた術者が、主人公と助ける側の道士のもとへ殭屍を差し向けるが、二人はこれを倒し、助ける側の道士が術で屍に術者の隠れ場所を言わせる、と書く。結末は、二人の術者がそれぞれ弟子に霊を乗り移らせて戦わせ(主人公には猿の神)、張が術者の祭壇の脚を切り、助ける側の道士が術の火を当てて術者は焼けて落ちるが、助ける側の道士も傷が重く祭壇から落ちて死ぬ、と書く。
この記述の範囲: 英語版 Wikipedia「Encounters of the Spooky Kind」の筋の節(版 1359459637)
- Encounters of the Spooky Kind 筋(Plot)の節の第 4〜8 段落
Kung Fu Kingdom の評(2015)は、殭屍は雇われた術者の儀式で動かされ、術者は木の剣を術の杖として振り、身軽な武術の型で霊を呼ぶ、と書く。茶店の乱闘と同じ時に二人の術者が木の剣で斬り合う場面があり、最後の 15〜20 分は術者とその弟子の戦いで、高い祭壇を組み(高いほうが天に近く力が強いとされる)、弟子に神の霊を乗り移らせる、主人公には猿の王、相手には四天王の子の霊が入り輪を武器にする、と書く。
この記述の範囲: Kung Fu Kingdom の評(Glen Stanway、2015-10-03)
- Encounters of the Spooky Kind(映画評) 本文の、殭屍との素手の戦いを書いた段落から、最後の 15〜20 分の戦いを書いた段落まで
作品内の設定
キョンシー(僵屍・殭屍)は鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)に現れる。Fortune Starのカタログは、この作品(Sammo Hungが製作・監督・出演)を、クンフーと恐怖と笑いを融合させ「Jiang Shi」武侠ホラー映画群を長年にわたり方向づけた作品と位置づける(レコードは英語のみで漢字表記は無い)
- Spooky Encounters (Movie Catalogue) あらすじ本文冒頭(Produced by Sammo Hungで始まる一文)
- Sammo Hung (Movie Catalogue - Actors) サモ・ハン紹介文本文「He also helped to popularize the 'Jiang Shi' genre of movies with Spooky Encounters.」の一文と、下部の代表作リンク一覧
キョンシー(僵屍・殭屍)は鬼打鬼(英題 Encounter of the spooky kind / Spooky Encounters)に現れる。香港電影資料館の上映プログラム解説(繁体字、2026年)は、姦夫に雇われた茅山法師が「作法」して僵屍を呼び覚まし主人公を追わせる筋を記し、別に「落降」「畫符」などの伝統的な茅山道術や、鏡に向かってリンゴの皮をむく仕草・僵屍が人の「氣」を吸うという民間の霊異的な禁忌を作品が取り入れていると述べる。
この記述の範囲: 『鬼打鬼』(1980)
- 鬼打鬼(靈幻經典・2026年上映プログラム解説、繁体字版) 解説文本文(あらすじ段落)
- サモ・ハン・キンポーの出演作品一覧 出演作品の一覧の 2025 年の欄、『妖術秘伝 鬼打鬼〈ニュー2Kリマスター版〉』の紹介文